播種機、育苗器、催芽器、脱水機、砕土機、肥料散布機、籾コンテナ、バネ搬送の株式会社石井製作所公式ホームページ
購入製品：『籾コンテナ GN11-BG5R（Gコン）』
（左）株式会社石井製作所 専務取締役 石井智久 （右）佐藤重也様
佐藤重也さん
佐藤さんは山形県庄内町杉浦でお米を生産している専業農家です。
生産している品種は、はえぬき2.7町歩。
お米作りは仕事であり趣味でもあるという。
籾コンテナが必要だと感じるようになったのは、どんなことがきっかけですか？
以前は石井製作所さんの籾コンテナを近所の農家さんと共同で使用していました。2ｔトラックに取り付けるタイプのものでしたが、この辺りの農家で2tトラックを所持しているところはなかったので、各自レンタルで車両を借りて、籾コンテナは交代で使っていたのです。
しかし、稲刈りの時期はみんな一緒なので、籾コンテナを借りたい時に借りられないという問題がありました。また、毎回使った後に掃除をして返さなければならなかったので、洗う手間もかかります。
トラックを借りるのにも毎回経費がかかるので、それだったら購入した方がいいのではないかと思いました。
購入されたのはいつですか？
購入したのは2014年の春です。3年ぐらい前から購入を考えて、JA田川さんからいろいろお話を伺っていました。その後2013年の秋に中山町で開催された『山形農業まつり』という展示会に行った時に、石井製作所の営業の人に話を聞く機会があったんです。展示会で実物を見てとても良かったので、翌年の春に購入しました。
他の製品や他社メーカーさんとの比較はされましたか？
鉄製でしっかりした作りの籾コンテナ
他のメーカーさんと比較はしませんでした。
製品については、石井さんの営業の方から最初に提案されたのが「Lコン」というシリーズでした。今のGコンに比べて値段が少し安くてお手頃なのですが、シートがビニール製なのでねずみがかじって底に穴が空いたりすることもあり、メンテナンス費用がかかるとのこと。
Gコンは鉄製でそういった心配がないので、今の製品に決めました。
石井製作所の籾コンテナを導入してよかった点を教えてください。
石井製作所の籾コンテナを使ってみて、これはいいと思う点がいくつかありました。
これからキーワードで説明していきます。
キーワード１．
「排出能力が高く、途中で詰まりません」
石井製作所さんの籾コンテナは、モーターの径が大きくてパワーがあるんです。なのでホースの排出能力が毎時14～18tと高く、籾が勢いよくスムーズに落ちるので、詰まったりすることがありません。
籾おろしの途中で詰まると、手で落としたり機械をゆさぶったりして籾を落とさなければいけませんが、今の籾コンテナでそういった経験は一度もありません。機能面に惚れてこの製品を選びましたが、期待以上の働きをしてくれています。
キーワード２．
「側面の窓から中の状態が確認できる」
機械の側面にアクリル板製の窓がついているので、わざわざ上にのぼって確認しなくとも籾が落ちている様子が見られます。最後の最後まで籾が落ちるのを確認できるのが嬉しいです。
場所をとらずにスッポリ収納
できます
キーワード３．
「省スペースで収納ができる」
機械の凹凸が少なく、重心がしっかりしていて立たせたまま保管できるので、省スペースで収納ができます。
農家は1つの作業に1台の機械を使うので、収納にはとても苦労します。石井製作所さんの籾コンテナは自分で手軽に収納できるのでありがたいですね。
キーワード４．
「頑丈で耐久性が高い」
石井製作所さんの籾コンテナは、頑丈で耐久性がとても高いです。他社メーカーさんの籾コンテナは、籾の磨耗で穴があくことがあるんです。その点、石井さんの製品は鉄板がぶ厚いので心配がありません。
脚の部分はしっかりとした作りで、段差のある場所に置いてもキャスターが折れたり曲がったりすることがありません。本体のフレーム部分も、物にぶつかってもゆがんだりへこんだりしませんし、とても頑丈な作りで安心して使えます。
安定性があるので立たせても
ぐらつきません
キーワード５．
「安定性があって倒れない」
稲の収穫時は大容量の籾を入れたままトラックを運転しますが、坂道を通った時に荷台に乗せた籾コンテナが倒れる心配があります。石井製作所さんの籾コンテナは倒れたことがありません。
重心がしっかりしていて、安定しているのですね。安全面からもおすすめできる製品です。
キーワード６．
「トラックへの積み下ろしが1人でできる」
今の籾コンテナは軽トラックに載せられるタイプのもので、小型化・軽量化されているので1人でも楽に積み下ろしができます。これからまだまだ農業を続けるにあたって、機械が軽くないと続けられませんね。
石井製作所の製品をこれから導入する方にアドバイスなどがありましたら教えて下さい。
機械は実物を見てみないとわからないことが多いので、展示会に行って実際に見て触ってみることをおすすめします。鉄板に触ると厚みが感じられて、籾の磨耗に耐えられる耐久性であることがわかりますよ。ぜひ直接触って確かめてみてください。
また、機械の性能だけでなく、安定性や収納性を見るのも大切です。農家は機械の種類が多く格納方法に悩みがちなので、収納性はとても大事です。展示会で営業の方に収納方法を聞いてみてください。ご自身で動かしてみて安定性を確認してみるのもいいと思います。
最後に、石井製作所への今後の期待とメッセージをお願いします。
機械の性能に惚れて購入しましたが、期待以上の働きをしてくれるので買ってよかったです。これからもよい製品を作り続けてください。
佐藤様、お忙しい中取材に対応してくださいまして
ありがとうございました。
※ 取材日時 2016年12月
文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです
制作：ハンズバリュー
こちらよりカタログや取り扱い説明書をダウンロードできます。
