2016年12月22日(木)
無コーティング代掻き同時播種機は稲作の春作業を大きく省力化することのできる直播機です。本機は東北農業研究センター様と共同開発した製品であり、今後の稲作の生産性向上を目指した農研機構生研支援センターによる「革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)」の取組事例となります。
主に東北地方を中心とした地域に適した直播機として約6年前から試験を行ってまいりました。
本機は農家様がお持ちのハローへ取り付けるタイプの直播機であり、大きな設備投資費がかかりません。また、代掻きをしながら播種できるという点と芽出しをした籾を用いるという点からコーティングが不要という特徴を持っております。これらにより春作業の育苗の手間が大きく省け、少人数・小コストで大規模な稲作が可能となります。
昨年まで約40件の農家様より実証試験をしていただき、データ収集を行っておりましたが東北での有用性が認められたため、本年より試験的に販売を開始いたします。
ご購入前の試験希望者の募集、見学の際、試験圃場の紹介も行っており増すので、お客様のご希望がありましたらお気軽にご連絡ください。
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