石井製作所10の強み
▲バネコンは本体が柔らかく、狭いスペースでも隙間を有効利用して使用できます
当社製品は製品毎その役目をきちんと果たせるよう設計を行っております。
バネコン等の搬送機は納屋内で使いやすいよう良く曲がり溢れ防止センサーなどで排出量を調整しております、また播種機は生育のばらつきが出ないよう籾が重ならない等の特徴を持たせておるほか、飼料米や密苗・密播にも対応しております。
当社の製品は多少の衝撃や経年劣化では壊れないような取組を行っております。フレームやホッパーを鉄製にしたり、バネコン等もすぐ穴があかないよう補強板を入れるなどの対応を行っております。
当社の製品はお客様自身でメンテナンス、部品交換が可能なように設計を行っております。消耗品であるバネコンや砕土機は簡単に分解でき、パーツごとに取り換え修理が可能となっております。播種機等の複雑な製品については、播種ホッパーが開閉式になっており籾の掃除や取り換えが簡単になっております。
▲石井製作所 社員一同
弊社は大正15年に創業して以来、地域に根差した農業機械の開発・製造・販売に取り組んでまいりました。地元である東北地方を中心に、多くの農家様から弊社製品を使用していただいております。
▲農家様との播種機テスト
製品開発の際には近隣の農家様のご協力を得て、実際に使用していただき改善点や改良点を事前に修正しております。また販売後も農家様や販売店様よりいただいた感想をもとに、日々製品の改良に取り組んでおります。
▲無コーティング代掻き同時播種機の試験作業
近年では担い手の不足による農地の集約化や、米価低下による高収益化等、農業のやり方が変化する時代に来ております。しかしそのような中でいきなり新技術を取り入れることは農家様にもリスクが高く、当社としても十分にサポートできない可能性があります。そのような状況の中、当社では東北農研様等の研究機関と共同で製品を開発する取組を行っております。
現在研究を行っている直播機「無コーティング代掻き同時播種機」は低コスト省力化に向けた製品として開発いたしました。これは芽出しをした籾を代掻きと同時に播種することのできる製品であり、東北農研様と研究してきた製品となっております。
当社では製品の開発・製造・販売を一貫して行っており、日々製品やサービスの改善に努めております。
▲石井製作所 本社
2016年11月をもって酒田市京田西工業団地へ事務所・工場を移転いたしました。
新工場では板金、溶接、塗装、組立を行っており、新しい設備が導入されたほか、ベテランと若手が団結して日々製品品質の向上に努めております。
当社では既成にとらわれず、農家様のニーズに沿った製品開発も行っております。砕土機等は当社独自のオリジナル製品であり、水田や畑の育苗用の土を作るための機械となっております。近年ではプラント内設備や業者様、法人様に向けた大型砕土機等を開発し販売しております。
現在は生産しておりませんが、過去にはレンコン田用肥料散布機やたばこ育苗床土入機、豚足残毛処理機等の製品も必要に応じて開発いたしております。
▲山形農業まつりにて
当社は全国の販売店様、農協様を通じて全国に製品を提供しております。また東北、北陸、関東地方を中心に各展示会へ製品を展示しており、弊社製品を実際に触れてみたり、営業スタッフへ相談や質問ができる機会を提供しております。